ロジクール G プロ X 2 ライトスピード

Logitech の最上位の G Pro X 2 Lightspeed ワイヤレス ゲーミング ヘッドセットは、強力な低音と追加された有線および Bluetooth 接続のおかげで、最初の G Pro X Wireless からの満足のいくアップグレードです。 このヘッドセットは強力なパフォーマンスを発揮しますが、DTS サラウンド サウンド処理や Blue Microphones のマイク調整とエフェクトを備えていても、249.99 ドルの価格に見合った十分な機能を提供していません。 たとえば、179.99 ドルの Razer Blackshark V2 Pro には、同じ利点が多くあり、より安価な価格で優れたマイクが提供されます。

G Pro X 2 Lightspeed は、黒色のプラスチック、黒色の合成皮革、黒色の陽極酸化処理された金属で作られた洗練されたヘッドフォンです。 各イヤーカップにはマット仕上げの滑らかなカバーがあり、バック パネルにはテクスチャード加工の黒とクロムの円があり、輝く Logitech G ロゴが付いています。 イヤーカップはスチール製ヘッドバンドに取り付けられた Y 字型のアルミニウム製支柱に取り付けられており、ヘッドセットを平らに折りたたんで保管できます。 ヘッドバンドは黒いレザーレットで包まれており、下側には形状記憶フォームのパッドが付いています。 イヤーパッドは同じ素材で作られていますが、パッケージには、より通気性と音響透過性の高い生地を使用した代替のイヤーパッドのセットが含まれています。

12.2 オンスの G Pro X 2 Lightspeed は、11.9 オンスの SteelSeries Arctis Nova Pro Wireless (エディターズ チョイス受賞者) よりわずかに重く、13.1 オンスの Razer Kraken V3 Pro よりは軽いです。 重さに関係なく、G Pro X 2 は、低反発パッド、耳にぴったりと合う垂直方向に傾いたイヤーカップ、頭を締め付けたり圧迫したりしない頑丈なヘッドバンドのおかげで、快適なフィット感を実現します。 イヤーパッドを布製のものに交換できるのも嬉しい。

右のイヤーカップには、付属のケーブルで接続されたヘッドセットを使用するための 3.5 mm ポートがあり、他のすべてのコントロールとコネクタは左のイヤーカップの下端に沿って配置されています。 これらには、電源スイッチ、音量ホイール、マイクのミュートおよび Bluetooth ボタン、充電用の USB-C ポート、取り外し可能なマイク用の凹型ポートが含まれています。 マイクはシンプルな黒いカプセルで、柔軟な金属アームの端にフォーム風フィルターが付いています。

USB トランスミッターは、便利な追加機能を備えた、目立たない長方形の黒い USB フォブです。 3.5 mm ポートは USB-A プラグの反対側にあり、コンピュータにヘッドフォンまたはヘッドセット ジャックがない場合は、トランスミッタを有線接続に使用できます。

Logitech G Pro X 2 Lightspeed は主に PC での使用を目的として設計されていますが、トランスミッターにより Nintendo Switch および PlayStation 5 との互換性が可能になります。 ヘッドセットは、電話やその他の互換性のあるデバイスの Bluetooth もサポートします。 Logitech によると、G Pro X 2 は、Lightspeed ワイヤレス アダプターの低エネルギー消費のおかげで 1 回の充電で最大 50 時間使用でき、入手可能なワイヤレス ヘッドセットの中で最も長持ちするものの 1 つとなっています。

Windows PC では、Logicool G Hub ソフトウェアは多くのカスタマイズ オプションを提供し、DTS Headphone:X 7.1 チャンネル シミュレートされたサラウンド サウンドを有効にします。 ヘッドフォンの場合、アプリには複数のプリセットを備えた 5 バンド EQ が含まれており、DTS Headphone:X メニューには、ステレオ オーディオを主に正面から（またはより広い音場で）聞こえているかのように聞こえる DTS スーパー ステレオ モードがあります。 マイクに関しては、ヘッドセットは、いくつかのプリセットと音声エフェクトを備えた 3 バンド EQ、さらにいくつかの調整可能な信号クリーンアップとフィルター スライダーを含む Blue Voice (Blue Microphones も Logitech が所有しています) 処理を備えています。

それでも、G Pro X 2 Lightspeedは、価格の割に装備が少し不十分だと感じます。 アクティブ ノイズ キャンセリング、ハードシェル ケース、または充電ドックが 249.99 ドルの価格帯で提供されることを期待しています。 理論上、G Pro X 2 Lightspeed は、Alienware 720H​​ や Razer Blackshark V2 Pro などの 200 ドル以下のヘッドセットと同等です。

Blue Voice が有効になっていない場合でも、ヘッドセットのマイクはクリアで高感度です。 実際、私は Blue Voice を活用したどのプリセットよりもデフォルトのサウンド設定の方が好みでした (どれも「フラット」ではありませんでした)。 それでも、マイクから特定のサウンドを取得したい場合は、多くの調整ツールや楽しい音声ワープ エフェクトが用意されています。 EQ プリセットを使用すると、マイクの低音や高音を強化またはカットしたり、ダイナミック レンジを潰してラジオを聴いているようなサウンドにすることができます。 フィルター エフェクトを使用すると、エイリアン、デーモン、またはロボットの声を与えたり、コンプレッサー、エキスパンダー、リミッター、ノイズ ゲートを使用して独自の声を調整したりできます。